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トーチソング

方向音痴 車に轢かれ

3月30日(木) ちょっとね

 卒業の季節だ。僕は二浪なので、来年度やっと大学三回生になるのだが、現役で大学進学を決めた同期らは卒業だ。僕の友人は浪人組ばかりなので、あまり詳しく知らないけど、理系の多くは大学院へ進学し、文系の多くは社会人になるみたいだ。
 中高の同期で、現役で大学に進学した連中は、優秀な人間ばかりな印象がある。僕なんかより数歳も大人びている気がするし、彼らが社会人になることに特別な違和は感じない。僕があと二、三年で社会に出ることの方が、よっぽど変な感じがする。
 ところが、小学校の同期は違う。卒業以来、碌に会っていなかった彼らのことをFacebookで調べてみると、この春から社会人になる若者の顔がずらりと並ぶ。これがあの鼻たれ小僧か、あのいじめっ子か、あの地味な奴か。誰も彼もすっかり変貌していて、浦島太郎みたいな気分になる。小学校時代は無限に広がっていた可能性が、ただの一人の若者に収束していて、すごく切ない気持ちになる。実感はないけど、僕もこんな有様になってるんだもんな。なんて悲しいんだ。僕が好きだった女の子も、きっと職に就くんだろう。あんなに清らかに見えた少女も、うすっぺらな女子大生になって、フットサルサークルで彼氏作って、別れて、もつ鍋屋でバイトして、四年で卒業して、社会に出るんだ。辛いなぁ。ネットストーキングが、一種の自傷行為みたいになってきた。頭を抱え、身悶えし、呻き、叫んだ午前四時。時間は流れるし、変わらないものなんてない。少女の面影を無理やり西野に重ねて、泣きながら自慰に耽るほかに、僕にできることなんてない。
euauo.hatenablog.com


 
 こんな文章を書いていたら空が白んできた。
 そう、日は東から昇る。新たな物語が始まるのだ。





 いちご100% EAST SIDE STORY』は4月28日発売のジャンプGIGA2017で連載開始!

追伸: 誰のために書いている訳でもないけど、久々のブログがこんなつまらない内容で申し訳ない気持ちになってきました。